クロス取引（つなぎ売り）とは？
クロス取引とは、同じ銘柄を同じ株数だけ現物買いと信用売りを同時に行う手法です。
この方法を使うと、株価の値動きによる損益をほぼゼロに抑えながら、株主優待や配当だけを狙えます。
株主優待を低リスクで取得できるため「優待タダ取り」とも呼ばれます。
クロス取引の仕組み
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現物買いと信用売りの組み合わせ
- 現物買い：株を普通に購入すること。権利確定日に株を保有していると優待・配当がもらえる。
- 信用売り：証券会社から株を借りて売る取引。株価が下がると利益、上がると損失になる。
現物買いと信用売りを同時に行えば、株価変動の利益・損失が相殺され、ほぼゼロになる仕組みです。
日興証券でのクロス取引のやり方
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日興証券は「信用取引」が手数料無料で、できるよ
「現物買い」をするより「信用買い」→「現引」した方が「お得」だよ
ここでは、初心者でも迷わないように、日興証券でのクロス取引の流れを①信用売り → ②信用買い → ③現引き → ④現渡 の順で解説します。
信用売り（つなぎ売り）をする
ステップ1
- 日興証券にログイン
- 一番下の「取引」をタップ
- 「新規売付」をタップ
ステップ2
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欲しい銘柄を検索するよ
- 銘柄か証券コードを入力します
- 入力したら「検索」をタップ
ステップ3
- 「欲しい銘柄」になっているか確認
- 返済期限：「3年」をタップ
- 注文数量：500株（自分の欲しい数）
- 「成行」をタップ
- 「寄付」をタップ
- 「当日中」になっているか確認
- 「注文内容の確認」をタップ
- 「注文を実行」をタップ
これで「信用売り注文」はできたよ
「一般信用売り」の「在庫」は数に限りがあるため、先に「売り」を確保しよう
信用買いをする
ステップ1
- 日興証券にログイン（「売り」から続けて「買い」をする場合はログインした状態です）
- 「新規買付」をタップ
ステップ2
- 銘柄か証券コードを入力します
- 入力したら「検索」をタップ
ステップ3
- 「欲しい銘柄」になっているか確認
- 返済期限：「6ヶ月」をタップ
- 注文数量：500株（自分の欲しい数）
- 「成行」をタップ
- 「寄付」をタップ
- 「当日中」になっているか確認
- 「注文内容の確認」をタップ
- 「注文を実行」をタップ
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同じ銘柄・同じ株数で信用新規買いを行う
「成行」「寄付」で「売り」と「買い」を行うことで株価差なしで発注できるよ
注文の確認
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注文約定日の9時までに確認しておこう
- ホーム画面に戻る
- 「注文約定一覧」をタップ
- 注文した取引（信用売り・信用買い）が確認できたらOK
現引き（信用買いを現物化）
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信用買いの当日か翌営業日までに現引きするのがおすすめ（権利付き最終日までに現物株にしないと権利が確定しません）
ステップ1
gan
日興証券に必要資金を入金しておこうね
- 日興証券にログイン
- 一番下の「取引」をタップ
- 「建玉一覧（返済・現引・現渡）」をタップ
ステップ2
- 「買い」の矢印と下線がある枠をタップ
ステップ3
- 「現引注文」をタップ
ステップ4
- 注文数量：500株（自分の欲しい量）か全株をタップ
- 「注文内容を確認」をタップ
- 「注文を実行」をタップ
ステップ5
- 「取引」画面の「注文約定一覧」をタップ
- 注文内容の確認
gan
現引まで済んだら、あとは権利落ち日に「現渡」するまで待とう
現渡（信用売りを現物で返済）
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権利付き最終日の翌営業日
（権利落ち日）に、売建を現物株で返済するよ
注文時間は証券会社によって違うため、確認をお願いします
日興証券は前日17：30～当日（権利落ち日）15：30の間に行って下さい
ステップ1
- 日興証券にログイン
- 一番下の「取引」をタップ
- 「建玉一覧（返済・現引・現渡）」をタップ
ステップ2
- 「売り」の矢印と下線がある枠をタップ
ステップ3
- 「現渡注文」をタップ
ステップ4
- 注文数量：500株（現渡したい量）か全株をタップ
- 「注文内容を確認」をタップ
- 「注文を実行」をタップ
💡まとめ
①信用売り → ②信用買い → ③現引き → ④現渡 の順で行えば、株価リスクを抑えて株主優待を低コストで取得できます。
証券会社を開設しよう
証券口座開設後は
「信用口座」の開設もしてね
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